JTBは5月14日、人生の節目である「結婚」に寄り添う新サービス「ふたり紬（つむぎ）」を始めた。高知県内のJTB店舗で2026年3月までをトライアル期間とし、順次全国にあるJTB店舗でサービスを展開する予定。未婚率の上昇や人口減少といった社会課題に対し、"旅"を起点に、人と人がつながる新たなきっかけを創出する。

同サービスは、婚活支援事業を展開するIBJ（東京都新宿区）の結婚相談所ネットワークに加盟し、JTBならではの強みであるホスピタリティを生かした、新たな取り組み。JTBが長年培ってきた"ホスピタリティ"や"地域とのネットワーク力"といった強みが、年間婚姻数の減少による少子化や地域活力の低下といった社会課題の解決に貢献できると考えてスタートする。

　「ふたり紬」は、"ふたりの人生を、ともに歩む旅"をコンセプトとし、JTBならではのホスピタリティとコーディネート力を生かした寄り添い型の結婚相談所サービス。相談所では、プロフィール作成・お見合い調整・交際相談・プロポーズ支援まで段階的な伴走を行い、婚活イベントでは、地域の自然・文化・食を生かした「旅する出会い」の場を創出する。サービスはJTB高知支店、およびイオンモール高知内相談スペースで提供予定。

「未婚率の上昇や人口減少といった社会課題に対し、JTBが"旅"を起点に、人と人がつながる新たなきっかけを創出する。地域の風土や文化、食といった魅力を取り入れた婚活ツアーや体験を通じて、人と人が自然に出会える場を提供し、結婚への第一歩を後押ししたい」と同社。