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3月の主要旅行業者取り扱い、前年比16.6%減でコロナ前の2割減

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観光庁は5月23日、JTBやHIS、日本旅行など主要旅行業者43社・グループを対象とした3月の旅行取扱状況を発表した。総取扱額は前年同月比16.6%減の3511億2349万円で、コロナ禍前の2019年同月比でも21.6%減となった。

分野別では、国内旅行が1982億1893万円で前年同月比29.3%減、2019年比では21.0%減となった。海外旅行は1258億3756万円で前年同月比7.6%増となったものの、2019年比では27.7%減と回復が鈍い。

一方、外国人旅行(インバウンド)は270億6699万円で前年同月比15.5%増、2019年比でも18.1%増となり、3分野で唯一コロナ前の水準を上回った。

募集型企画旅行(パック旅行)の総取扱額は772億9176万円で前年同月比2.9%減、2019年比では41.3%減。取扱人数は163万185人で前年同月比17.5%減、2019年比では50.3%減となった。

特に海外・外国人旅行の取扱人数はそれぞれ4万4463人(2019年比77.3%減)、1万566人(同75.0%減)にとどまり、個人手配旅行への移行が続いている様子がうかがえる。

旅行会社別の取扱額上位5社は、JTB(7社計)が1270億393万円で前年同月比33.6%減、2019年比では17.6%減。以下、HIS(6社計)380億1637万円で前年同月比10.4%増、2019年比では19.7%減、KNT-CTホールディングス(4社計)331億3923万円で前年同月比26.5%減、2019年比では22.7%減、日本旅行(4社計)313億6813万円で前年同月比1.4%減、2019年比では23.5%減、阪急交通社(2社計)299億4594万円で前年同月比21.1%増、2019年比では6.8%減だった。

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