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Xinhua Silk Road:銀川市、中国におけるワイン産業の世界展開を支援

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北京、2025年6月15日 /PRNewswire/ -- 第5回中国(寧夏)国際ワイン文化観光博覧会(International Wine Culture and Tourism Expo)と第32回ブリュッセル国際コンクール(Concours Mondial de Bruxelles)は、6月9日から12日まで中国北西部の寧夏回族自治区の首都、銀川市で開催され、世界のワイン産業における国際的な協議に貢献しました。 

The photo shows wineries along the eastern foothills of Helan Mountains.
The photo shows wineries along the eastern foothills of Helan Mountains.

ここ数年、銀川市は「世界のワイン首都」構築に注力しています。そのため、投資促進、先進技術の導入、国際協力の推進を目的とした一連の支援政策が展開されています。

現在、銀川市には中国で最も多くのワイン用ブドウの生産者が集中しており、総面積27万3,000畝(約1万8,200ヘクタール)のブドウ畑に155社のワイナリーとブドウ栽培企業が集積しています。

さらに、銀川市の年間ワイン生産量は2024年に7,500万本に達しており、国内産エステートワインの総生産量の約26.8%を占めています。19種類の地元産ワインが国の贈答品に選定されており、40以上の国と地域に輸出されています。

かつて、寧夏回族自治区の賀蘭山東側の麓は、不毛な砂地が広がるばかりの場所でした。銀川市は生態系の回復を目指しており、山、川、森林、農地、湖、草原、砂漠の保護と改善に向けた統合的なアプローチを採用しています。

また、「エコロジー+産業」の協調的な発展を指針として、賀蘭山東側の麓周辺の生態修復を進めるとともに、ワイン産業、文化観光、生態保全の統合的な成長を促進しています。同市はこのような取り組みにより、資源利用と生態管理のバランスを保ちつつ、経済成長と環境保護を両立させる質の高い発展を促進しています。

さらに、賀蘭山東側の麓に位置するワイナリーでは、科学に基づく栽培から最先端のワイン醸造技術に至るまで、醸造所のスタッフが徹底して品質管理を行うことで最高品質のブドウを確保しています。

寧夏におけるワイン産業発祥の地であり、ハブでもある銀川市は、「世界のワイン首都」としての高い基準を目指して、さらなる発展に取り組んでいます。現在、同市には37の分類されたワイナリーと53の地理的表示(GI)認証企業があり、2024年におけるワイン産業の総生産額は360億元(約50.2億米ドル)に達しています。

元のリンク: https://en.imsilkroad.com/p/346092.html

Xinhua Silk Road:銀川市、中国におけるワイン産業の世界展開を支援

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