日本旅行業協会(JATA、1171会員)は6月18日、第69回定時総会を東京都千代田区の経団連会館で開き、総会後に懇親会を開いた。会員約100社、業界関係者、国会議員らが参集し、旅行業界のさらなる発展について語った。
会場に駆け付けた中野洋昌国交相は「人口減少が進むわが国だが、観光は成長戦略の柱である。2025年は訪日外国人旅行者数が過去最速で1千万人を突破するなど、観光は力強い成長軌道に乗っている。一方で海外旅行の回復は遅れているが、アウトバウンドの促進は国際感覚の向上、国際相互理解の方針に資するものであり、インバウンドと両輪で進めていく」とJATAと共に業界を盛り上げていくことを約束した。

取材:ツーリズムメディアサービス編集部