【New!トップページ新着コメント欄追加】 学び・つながる観光産業メディア

信濃川、日本一が作り出した水鏡風景~山本山高原・新潟県小千谷市~ニッポンを歩こう098

コメント

東京と埼玉、山梨の都県境を源とする千曲川は、新潟県に入り信濃川と名前を変える。そして、この魚野川との合流点辺りは、二つの川が蛇行を繰り返す。そのため、田んぼに水が張られる時期になると大河の中に島が点在するように見える。

ここ小千谷市の山本山高原は、この日本一の長さを誇る信濃川を俯瞰する場所である。水面の碧と山々の緑がまぶしいぐらいに眼前に迫ってくる。

雪国の長い冬が明け、ゴールデンウィーク頃には、田植えが始まる。まさしく、この時期は新潟県にとって、素敵な季節となる。遠くに見える会津の山々も徐々に雪が薄くなっていく。

新潟県民の多くが、ゴールデンウィークの休みに家族総動員で田植えに勤しむという。日本一の米どころが、秋の収穫を待ち望み、ワクワクする気持ちになる季節、水鏡もひと時の輝きを楽しんでいるように感じる。

(2010.05.15.撮影)

(これまでの特集記事は、こちらから) https://tms-media.jp/contributor/detail/?id=8

取材・撮影 中村 修(なかむら・おさむ) ㈱ツーリンクス 取締役事業本部長

/
/

会員登録をして記事にコメントをしてみましょう

おすすめ記事

/
/
/
/
/