日本生産性本部(東京都千代田区)は8月4日、「地域観光の持続的な成長を実現する生産性向上の取り組みとは~未来の顧客をつくるために必要なこと~」をテーマに、オンラインシンポジウムを開く。(写真は秋の京都・嵐山)
「生産性」を切り口に経済社会の課題を多角的に議論するシンポジウムを継続開催しており、今回のシンポジウムでは、人口減少や少子高齢化が進む中、観光による地域活性化を成長戦略の柱と位置づけ、観光現場での慢性的な人手不足や専門人材の不足といった課題に焦点を当てる。
当日は、日本生産性本部の鷲主央輝コンサルティング部課長による基調解説の後、2部構成で講演が行われる。第1部では、高橋佑輔主任経営コンサルタントが「未来訪顧客」の概念を用い、観光資源の最大化と地域マーケティングの可能性について語る。
第2部では、鈴木康雄主席経営コンサルタントらが登壇し、宿泊業を中心とした観光業における持続的な経営と未来投資のあり方を検討する。
参加は無料。申し込みは日本生産性本部の公式ウェブサイトから。