西山動物園は開園40周年
福井県鯖江市が運営する「さばかん(SABA KAN)」は、2025年4月11日に開園40周年を迎え、日本一小さな動物園と言われる「西山動物園」を紹介している。

西山動物園は北京市と鯖江市が産業、文化、スポーツなど広い分野で交流を深める中で、 日中友好のシンボルとして北京動物園から希少動物の寄贈をうけて、1985年4月に西山公園内に開園。レッサーパンダをはじめ、シロテテナガザル・フランソワルトン・タンチョウなどの世界的にも希少な野生生物の飼育・繁殖に力をいれている。特にレッサーパンダの繁殖では日本国内の動物園の中でも有数の実績を誇り、鯖江で生まれたレッサーパンダが全国各地の動物園で活躍している。入園料は無料であることも特徴だ。

動物園は西山公園の中腹にあるが、動物園から公園の展望台までの距離が527m、パンダらんどまでの距離が337m、道の駅までの距離が350m。
動物園がある西山公園は、鯖江市のほぼ中央に位置し、面積約56ヘクタールの自然豊かな公園。150年余りの歴史と美しい景観から、日本の歴史公園100選にも選ばれている。公園の西側には、西山動物園のほか、芝生広場、子ども達に大人気のアスレチックパンダらんど等がある。公園の東側には、鯖江藩間部公ゆかりの庭園を再現した嚮陽庭園がある。春は、全山をおおうような桜や色鮮やかなつつじ、初夏には花菖蒲、秋はもみじ、冬には幽玄な雪化粧と、四季を通じて心ゆくまで自然を楽しめる。
営業情報
開園時間:午前9時~午後16時30分
入園料:無料
休園日:毎週月曜日、月曜日が祝日の時はその翌日
URL:https://www.city.sabae.fukui.jp/nishiyama_zoo/
