神奈川県の公式観光ウェブサイト「観光かながわNOW」は、夏から秋にかけて県内各地で開かれる花火大会を特集している。都市部の夜景と共演する短時間花火や、海岸や湖畔を舞台にした打ち上げ花火などを紹介している。(写真は八景島シーパラダイス)
横浜港では、今年から名称を変更した「横浜ナイトフラワーズ」が通年開催されている。4月以降は毎月、週末を中心に5分間の花火が夜空を彩る。会場は新港ふ頭や大さん橋で、都市の景観を生かした短時間型の花火として注目を集めている。
八景島シーパラダイスでは、7月から9月にかけて「花火シンフォニア」が上演されている。音楽と花火がコンマ1秒単位で連動する10分間のライブショーで、約2,500発の花火が夏の夜を彩る。花火を間近で観覧できる有料席もある。
湘南エリアでも複数の花火大会が予定されている。「江の島マイアミビーチショー」の一環として、7月から9月にかけて片瀬西浜で花火が打ち上げられるほか、大磯では140周年を迎える海水浴場を舞台に週末限定で「WEEKLY打ち上げ花火in大磯」が実施される。
7月18日には第77回鎌倉花火大会、8月には酒匂川(小田原市)やサザンビーチ(茅ヶ崎市)、相模川(厚木市)、久里浜(横須賀市)、吉浜海岸(湯河原町)などで大規模な花火大会が予定されている。
芦ノ湖では、7月31日から6日間にわたり「芦ノ湖夏まつりウィーク」が開催され、湖水祭や鳥居焼まつりといった伝統行事とともに連日花火が打ち上がる。