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箱根ゴールデンコースの歴史に触れる、小田急・ロマンスカーミュージアムが夏休み企画を開始

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小田急電鉄が運営するロマンスカーミュージアム(神奈川県海老名市)は7月16日、夏休み企画として、世界に誇る沿線観光地・箱根の魅力に触れ、楽しめる「ロマンスカーミュージアムで箱根にサマートリップしよう!」を開始する。同企画限定で箱根ゴールデンコースの魅力や歴史に触れられるほか、伝統工芸「箱根寄木細工」や、オリジナルキーホルダー作りが楽しめるワークショップを用意。9月15日まで。

小田急グループでは、乗り物を乗り継ぎながら、世界に誇る観光地・箱根の雄大な自然をはじめ、周遊観光を楽しめる「箱根ゴールデンコース」を 1960 年に構築して魅力を伝えてきた。

企画期間を通じて実施する展示「箱根をつなぐ旅のかたち -ゴールデンコースのひみつ-」では、同コースを約 1/1900 スケールで再現したマップ(45.5 ㎡)をロマンスカーギャラリーの床面に広げる。各乗り物についての説明パネルを用意して、マップ上でスタンプラリーを行うことで、箱根に行ったことのない小さな子どもたちが、ロープウェイや海賊船などを乗り継ぐ箱根ゴールデンコースの疑似周遊体験を楽しめる。海賊船の船名板、コースが開通した当時のパンフレットなどの史料展示も行われる。

また、実施日を限定したワークショップ企画も用意。「箱根寄木コースター作り」では、箱根町・箱根 DMO の職員を講師に招き、箱根寄木細工を体験できる。木の自然な色だけで模様を作るという世界的にも珍しい技法で江戸時代後期に発祥し、お盆や箱など当時から土産として親しまれた沿線を代表する伝統工芸品の歴史にも触れられる企画となっている。「ロマンスカーキーホルダー作り」では、GSE(70000 形)や NSE(3100 形)などをモチーフにしたフレームパーツを選び、アジサイなど箱根を代表するコンテンツをデザインしたフレークと組み合わせて、オリジナルキーホルダーを制作できる。「オリジナル入浴剤作り」では、クラシエのスタッフによる解説を交えながら、色・香りのもとなどを調合して入浴剤を作り、箱根の温泉について理解を深められる。

制作いただけるロマンスカーキーホルダー
制作いただけるロマンスカーキーホルダー

このほか、7月26 、27日には、箱根登山電車 総合運転所員が箱根の乗り物を紹介したり、箱根登山電車グッズの販売も行うほか、来館者各日先着1,000人に小田急電鉄の子育て応援マスコットキャラクター「もころん」デザインのオリジナルステッカーをプレゼントする。

「今後も、誰もが学び楽しめるエデュテインメント、施設を目指すとともに、沿線をはじめとした地域の自然や歴史、培われてきた伝統工芸などの魅力発信にも貢献していく」と同館。

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