小田急電鉄と江ノ島電鉄が運営する「江ノ島・鎌倉ナビ」は、江の島・鎌倉エリアの海水浴場を特集している。最先端のビーチカルチャーを発信し続ける湘南地域の海水浴場で、夏の思い出をつくってほしい。(写真は片瀬西浜から望む江の島)
藤沢市の「片瀬西浜・鵠沼海岸海水浴場」は、左手に江の島、右手に富士山を望む全長1キロ超の広いビーチで、湘南を代表する海水浴場として親しまれている。
25軒以上の海の家が軒を連ね、車椅子にも対応したスロープ設置などバリアフリーにも配慮。2021年には江の島海水浴場協同組合の申請により、海辺の国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得した。
7月から9月にかけては、5日間限定で「マイアミビーチショー夏花火」が行われる。
同じく藤沢市の「片瀬東浜海水浴場」は、江の島ヨットハーバーや腰越漁港に囲まれた穏やかな湾内に位置し、家族連れにも人気が高い。NPO法人海さくらによる体験型のビーチクリーン活動が長年続けられており、きれいな砂浜が保たれているのも魅力。
「腰越海水浴場」は、江ノ電腰越駅から徒歩3分とアクセスも良く、江の島と漁港に囲まれた個性的な景色が楽しめる。散策の途中に立ち寄りやすく、地元ならではの落ち着いた海辺の雰囲気が漂う。
「辻堂海水浴場」は、コンパクトで落ち着いた雰囲気が特徴。静かな環境で、プライベート感のある海辺を求めるファミリーに向いている。
鎌倉市内では「由比ガ浜海水浴場」が、明治時代からの避暑地・別荘地としての歴史を引き継ぐ、鎌倉を代表するビーチ。
こちらも2016年にブルーフラッグを取得し、バリアフリー対応の「ボードウォーク」なども整備されている。ビーチ沿いには多彩な海の家が並び、グルメやドリンクを楽しみながら海水浴ができる。
由比ガ浜の東側、逗子寄りの「材木座海水浴場」は、比較的海の家が少なく、静かな雰囲気を保つ家族向けの浜。和賀江島の築港遺跡に近く、磯遊びができるのも特長だ。晴れた日には稲村ガ崎越しに富士山を望む。
いずれの海水浴場も、それぞれの市が定めるルールやマナーを守っての利用が求められている。※記事中、地名や施設、社名などで江ノ島、江の島の異なる表記がある。