竹中工務店、東急、京急電鉄、星野リゾートがホテル事業を進める「旧横浜市庁舎行政棟」が、戦後の建造物として初めて「横浜市認定歴史的建造物」に認定された。この建造物は、「OMO7横浜 by 星野リゾート」(以下、OMO7横浜)として2026年春に開業する。(写真は外観イメージ)

「旧横浜市庁舎行政棟」は、横浜開港100周年記念事業の一環として建てられた日本近代屈指の建築家・村野藤吾設計のモダニズム建築。優れた意匠的特徴を持つとともに、横浜の戦後建造物として高い価値を有する。

横浜市と共に、ホテル所有者（竹中工務店、東急、京急電鉄）とホテル運営者（星野リゾート）は、この建築の「記憶」を継承し、「新旧融合」をコンセプトにホテルとして新たな息吹を吹き込み、OMO7横浜開業を機にBASEGATE横浜関内（横浜市旧市庁舎街区活用事業）」の一員として関内駅周辺地区の新たなにぎわい創出に貢献していくとしている。