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東京山側DMC、耕作放棄地活用の”収穫祭”開催 都心と農村つなぐ体験価値創出

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東京山側DMCは10月26日、東京都あきる野市で「収穫祭」を開催する。このイベントは、同社が運営する探求型自然体験学習スクールのフィールドとして活用している、耕作放棄地を再生した田んぼで行われる。当日は信濃国車山神社の宮澤宮司を招き神事を執り行うなど、単なる収穫体験に留まらず、農業と地域文化を通じて都市部の子供たちと地域をつなぐ関係人口創出の先進的な取り組みとして注目される。

耕作放棄地再生の象徴、神事と直会で実りに感謝

2025年6月に執り行われた「お田植え祭」の様子

主催の東京山側DMCは、地域の課題である耕作放棄地を、都心の子供たちが自然を学ぶための教育フィールドとして再生させた。今回の収穫祭は、その象徴的な活動の一環であり、年間の農作業の無事と豊かな収穫に感謝を捧げるため、信濃国車山神社の宮澤宮司を招き、本格的な神事を執り行う。

神事の後には、参加者で収穫物を分かち合う「直会(なおらい)」の時間が設けられており、軽食を共にしながら交流を深めることが可能だ。一連の体験は、参加者に食と農の大切さを伝え、日本古来の文化の尊さに触れる機会を提供する。

  • 10:00 準備開始(ボランティアスタッフ)
  • 10:30 受付開始
  • 11:00 神事開始
  • 12:00 直会(軽食)

会場はJR武蔵五日市駅から徒歩約15分の東京山側DMCが管理する田んぼで、当日11:00から神事が執り行われる。

関係人口創出のモデル、参加メリットと申込方法

探究型自然体験学習スクール「稲刈り」の様子

同イベントは、耕作放棄地という地域課題を教育と体験価値の創出という形で解決する、持続可能な地域活性化のモデルケースである。観光産業や地方創生の関係者にとっては、地域資源の新たな活用法や、都市住民との継続的な関係を構築するプログラム開発の好事例として、多くの知見を得られるだろう。

イベントの準備から関わるボランティアスタッフも募集しており、より主体的に地域活動へ関与したい層の受け皿も用意されている。

  • 主催: 東京山側DMC
  • 開催日時: 2025年10月26日 10:30受付開始
  • 場所: 白いビニールハウス(東京都あきる野市)
    https://maps.app.goo.gl/33YbgEVTeDkJAknv8
    • 電車:JR武蔵五日市駅から徒歩15分
    • 車:秋川橋河川公園 バーベキューランド駐車場(有料)から徒歩5分
  • 参加費用: 初穂料として「お気持ち」
  • 申込方法: 下記のGoogleフォームより登録が必要
  • 持ち物: 動きやすい服装、軍手など手袋、飲料、タオル、雨具

寄稿者:東京山側DMC 地域創生マチヅクリ事業部

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