岐阜県は10月8日から14日まで、東京・上野の松坂屋上野店で県産品販売会「岐阜まるごとフェア」を開く。首都圏で岐阜の食や文化を紹介する取り組みで、今年度は9月、10月、来年1月の3回を予定している。
9月に千葉市のイオンモール幕張新都心で実施したフェアでは、「ぎふを楽しむ」をテーマに、栗きんとんや「げろまんじゅう」、ジビエを使ったフランクフルトなどが並び、ワークショップや県のマスコット「ミナモ」の登場もあり、多くの来場者でにぎわった。
第2回となる今回は「栗菓子・柿菓子」がテーマ。栗きんとんをはじめ、栗むし羊かん、栗福柿といった和菓子のほか、明宝ハムや高山ラーメン、日本酒など約300点の県産品が販売される。
会場では、10月11日から13日まで、雪洞(ぼんぼり)への絵付けや飛騨高山の郷土玩具「さるぼぼ」づくりといったワークショップも行われる。
来年1月には「新酒、工芸品」をテーマに第3回を開催する予定で、岐阜県は「旬の味覚や文化を通じて、岐阜の魅力を首都圏の方々に届けたい」としている。