日本旅行業協会(JATA)のアウトバウンド促進協議会(JOTC)オセアニア・大洋州部会(部会長=秋山秀之日本旅行取締役兼常務執行役員)は、このほど「ツーリズムEXPOジャパン2025愛知・中部北陸」の会場内で行った会見で2025年度の取り組みを説明した。(写真は会見後握手を交わす秋山秀之部会長=左、オーストラリア政府観光局デレック・ベイン日本・韓国地区局長)
具体的には、オーストラリアにスポットをあてSDG‘Sをキーワードとした中で、部会の中に個人と法人それぞれのワーキングチーム(以下、WG)を設ける。そのうえでオーストラリア政府観光局、同国各州政府観光局の協力のもと同国の魅力を伝え、部会メンバー9社による送客を増やすための取り組みを始めている。。
2024度は3月5日を「サンゴの日」として、 オーストラリア政府観光局、クイーンズランド州政府観光局と共同で『共同企画 サンゴ保全体験』 SDGsプログラムを実施。災害や様々な理由でダメージを受け危険な状態にあるサンゴの再生に向け、世界遺産 グレートバリアリーフがサスティナブルなものであり続けるための支援活動に協力した。SDGsの取り組みである体験プログラムを通して環境保護および観光・旅行のさらなる価値向上、アウトバウンドの強化につなげてる目的で実施し145人の参加があった。
今年度の取り組みとして、具体的な都市名やコンテンツは現在選定中であるが、今年度はスタートとして、まず3都市(ケアンズ、シドニー、パースを想定)を目途に実施を予定している。