ＪＲ東海は10月25日と26日の２日間、中央新幹線神奈川県駅（仮称）の新設工事現場（神奈川県相模原市緑区橋本２丁目）で「さがみはらリニアフェスタ2025」を開く。

神奈川県、相模原市との共催で、建設が進む駅の地下構造物をライトアップし、音楽や展示などを通して工事現場を体感してもらう。

25日には、地下工事現場を舞台にした特設ステージ「神奈川県民ホール presents 地下交響～Echoes of The Earth～」を実施する。ライトアップされた空間を背景に、トロンボーン演奏と歌声を地上へ響かせる。

安全確保のため来場者は地下に降りることはできないが、地上から音楽を楽しめる。

地上エリアでは、地元アーティストやアイドルグループによるライブをはじめ、地域団体による音楽やダンスパフォーマンスが行われる。体験・展示コーナーでは、ＡＲを使って工事内容や完成後の駅の姿を紹介する。地元のキッチンカーも出店する。

会場はＪＲ・京王電鉄橋本駅から徒歩３分。25日は正午から20時まで、26日は午前10時から午後５時まで開かれる。入場は無料。事前申込制で当日も受け付ける。

ＪＲ東海は「地域の皆さまに中央新幹線計画への理解を深め、工事現場を身近に感じていただける機会にしたい」としている。