スノーピーク（新潟県三条市）は、佐賀県の「県立吉野ヶ里歴史公園」に、体験型複合施設「スノーピーク グラウンズ吉野ヶ里」を2026年3月に開業すると発表した。

施設は「遊ぶ・学ぶ・食べる・泊まる」をテーマに構成され、弥生時代の建造物をモチーフにしたコテージやキャビン、九州最大級の160サイトのキャンプ場などを設ける。

コテージにはプライベートサウナと展望スペースを備え、遺跡の風景を眺めながら滞在できる。キャビンは竪穴住居をイメージした設計（写真）で、室内にバイオエタノールストーブを設置。焚火スペースを囲んで団らんを楽しめる仕様となっている。

入園料無料エリアには、スノーピーク直営店のほか、佐賀の地鶏ブランド「みつせ鶏本舗」のレストラン、県内初出店となるスターバックスコーヒーが出店する。

吉野ヶ里歴史公園には、年間約70万人が訪れている。