東京二期会は、英国ロイヤル・オペラ・ハウスと初めて提携し、マスカーニ作曲「カヴァレリア・ルスティカーナ」とレオンカヴァッロ作曲「道化師」の二本立て公演を、2026年2月12日から15日まで東京文化会館大ホールで開催する。チケットを10月18日に発売した。(写真は「道化師 」 Ivor kerslake /Royal Opera House)
ロイヤル・オペラ・ハウスで上演され、英国舞台芸術界の最高栄誉である「ローレンス・オリヴィエ賞(Best New Opera Production)」を受賞した話題の舞台の日本初上演となる。
南イタリアの小村を舞台に、日常の風景の中で二作の登場人物たちが交錯する構成。ヴェリズモ・オペラとイタリア・ネオレアリスム映画の質感を融合させた映像的な演出が特徴で、愛と嫉妬が渦巻く人間ドラマを圧倒的な情熱で描く。
管弦楽は東京フィルハーモニー交響楽団、合唱は二期会合唱団が務める。チケット料金は全席指定でS席2万2000円からE席3000円まで(学生席・U39席あり)。公式サイト(https://nikikai.jp/lineup/cava_pagli2026/)で詳細を確認できる。