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ベストツーリズムビレッジ、日本から明日香村、高野山など新たに4地域

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観光庁は10月21日、国連世界観光機関(UN Tourism)が実施する「ベストツーリズムビレッジ(Best Tourism Villages、以下BTV)」に、日本から新たに奈良県明日香村、和歌山県高野山、香川県小豆島町、同県土庄町の4地域が選ばれたと発表した。今回の認定により、日本の認定地域は計12地域となった。(写真は小豆島の寒霞渓)

BTVは、持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、観光を通じた自然・文化遺産の保全や持続可能な観光地域づくりに取り組む優良地域をUN Tourismが認定するプロジェクト。2021年に始まり、認定地域は国際的なBTVネットワークに参加して知見を共有できるほか、専用ロゴマークの使用も認められる。地域の国際的な認知度向上や魅力発信の効果が期待されている。

今年は世界270以上の地域から応募があり、うち52地域が認定され、日本からは4地域が選ばれた。

明日香村は飛鳥時代の遺跡群などを通じて1400年の歴史に触れられる村で、古民家再生や食と農を通じた観光振興を進めている。高野山は標高800メートルの山上に広がる日本仏教の聖地で、宿坊体験など宗教文化に根ざした観光を展開している。

小豆島町は自然豊かな離島で、多様な産業と文化を背景に「持続できる島」を目指した観光を推進。土庄町はオリーブを軸にした循環型農業や海と山に囲まれた自然景観を活かし、地域資源を生かした観光振興を進めている。

これまでに日本では、北海道ニセコ町、美瑛町、山形県西川町、宮城県奥松島地区、長野県白馬村、岐阜県白川村、京都府南丹市美山町、鹿児島県天城町の8地域が認定されている。

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