ハイアット ホテルズ コーポレーション（米・シカゴ）は10月27日、中国地方初進出となるホテル「アンダーズ 広島」を2027年に開業すると発表した。

広島市中心部の官民連携プロジェクト「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」の一環として建設される高層棟「KAMIHACHI X（カミハチクロス）」の21～31階に入る。

広島市中区基町、広島電鉄「立町停留場」から徒歩1分の立地に、全235室の客室とスイート、レストラン、ルーフトップバー＆レストラン、宴会場、屋内プールを備えたフィットネスセンターなどを備える。

「アンダーズ」はハイアットのライフスタイル・ラグジュアリーブランドで、名称はヒンディー語で「パーソナルスタイル」を意味する。東京・虎ノ門の「アンダーズ 東京」に続き、国内では2軒目の開業となる。

日本ハイアットの坂村政彦代表取締役は「広島は世界遺産・厳島神社などで注目を集める国際的な観光都市。アンダーズのパーソナルなサービスで、世界中の旅行者にここでしか得られない体験を届けたい」としている。