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防災と震災復興を学ぶ、クラブツーリズムが能登半島を舞台に大人の社会科見学ツアーを販売

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クラブツーリズムは10月29日、石川県と連携して大人の社会科見学ツアー「これからの防災と震災復興への道のり 旅して学ぶ能登半島」の販売を始める。設定期間は、2026年1~3月。震災を風化させない復興支援を継続し、現状や復興の過程をツアーを通じて伝える。

これまで同社では、2024 年1月に発生した能登半島地震で震災に見舞われた能登半島を旅を通じて応援するべく、語り部ガイド付き「のと鉄道」乗車を組み込んだツアーや、小学生とその保護者を対象とする「能登で震災を学ぶ旅」を企画販売してきた。震災から約1年10カ月が経過した今、多くの方に能登を巡りながら被災地の現状や復興の過程を学んでもらうことが重要であるという思いから、同社、石川県、国土交通省 能登復興事務所が連携し、能登の観光地に加え復興箇所を巡る同ツアーを企画、実施する。

旅行代金は、大人1人6万9900円~8万4900円。

白米千枚田工区道路の復旧箇所
白米千枚田工区道路の復旧箇所

ツアーの学びポイント

① 寺社を中心とした地域復興について学ぶ【曹洞宗大本山總持寺祖院】
僧侶による案内付きで被災したさまざまな国登録有形文化財を見学する。

② 自然の力と共存すること【白米千枚田工区道路の復旧箇所】
地震により隆起した海岸に新たに整備した道を観光バスで走行。国土交通省 能登復興事務所職員にバスに同乗してもらい、国土交通省が実施してきた発災直後における道路啓開(緊急車両などの通行のため、早急に最低限の瓦礫処理を行い、簡易な段差修正などにより救援ルートを開けること)や、復旧の対応についての話を聞く。創造的復興に向けて、能登半島絶景海道の取り組みなどの最新情報も紹介する。

③ 能登の風景と列車がつなぐ人々と復興
のと鉄道「語り部観光列車 のと里山里海号」に乗車。震災を体験した「語り部ガイド」より震災当日の状況や復興の現状を聞く。

④ 能登空港で学ぶ生きた防災【能登空港】
一般には非公開である能登空港内の防災・備蓄倉庫などを見学し、空港職員より震災時に空港が果たした役
割について聞く。

⑤ 海と暮らす地域の復興に向けた取り組み
石川県職員の特別解説付きで和倉温泉護岸の復旧箇所を見学する。

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