仙庄館(加藤敏宣代表、宮城県大崎市)は10月16日(木)、仙台地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約3億円。
同社は、1937(昭和12)年11月に設立された温泉旅館。「仙庄館」の屋号で、長年の業歴から鳴子温泉郷の中山平温泉では、相応の知名度と実績を有していた。宴会場を構え、大人数の団体客の受け入れなどを可能とし、93年3月期には年間収入高約8億5000万円を計上していた。
しかし、当地への観光客の減少によって、宿泊客数が年々減少するなか、コロナ禍で休業を余儀なくされ、24年3月期の年間収入高は約8000万円に落ち込んだ。「25年3月末から無期限の休業となり、その後事業の継続を断念した」(帝国データバンク)という。
情報提供 旅行新聞新社(https://www.ryoko-net.co.jp/?p=157819)
 
                                                           
                                 
     
                                                                           
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