東京都は、訪都外国人旅行者の増加を受け、観光関連事業者の外国人材活用を支援する「宿泊・飲食・小売事業者向け外国人材定着支援セミナー」を12月3日にオンラインで開催する。参加費は無料。
セミナーは、外国人従業員の採用や定着、異文化マネジメントに課題を抱える事業者を対象としたもので、都内に本社または主たる事業所を持つ宿泊・飲食・小売業者が参加できる。
時間は13時から15時までで、前半は講義、後半には希望者を対象とした個別相談会を行う。定員は30人程度で、申込締切は12月2日。
講師は、社会保険労務士法人HR Trustの江原明志氏と、森興産代表取締役の森隼人氏。江原氏は、東南アジアの人材育成や労務に精通。現在は九州アジア人財開発協同組合の事務局として、日本とアジアの橋渡し役を担っている。
森氏は関西経済連合会アジアビジネス創出プラットフォームの事務局長を務めるほか、大阪観光局の留学生支援コンソーシアム専門委員など、多方面で外国人採用支援に携わっている。
セミナーでは、外国人雇用における労務管理や定着支援、日本語コミュニケーションの改善策などを具体的な事例を交えて解説する。
セミナー終了後には期間限定のアーカイブ配信も予定されている。