Hotels.comは11月25日、2025～26年の年末年始に向けた「穴場コスパ国内旅行先ランキング」や「人気旅行先ランキング」、さらに混雑日とお得な宿泊日の予測を発表した。（画像は宿泊費お得カレンダー）

年末年始の国内旅行検索数は前年同期比140％と大きく伸び、最大9連休となる暦の並びを背景に需要が高まっている。

穴場でコストパフォーマンスの高い旅行先1位には栃木が選ばれた。いちご狩りが最盛期を迎えるほか、鬼怒川温泉をはじめとする温泉地が充実し、冬の自然とともに落ち着いた滞在が楽しめる。2位は宮城、3位以下は三重、岡山、岐阜が続いた。

人気の旅行先ランキングでは、1位東京、2位神奈川、3位大阪が上位を占めた。アクセスの良さや宿泊施設の多様性、イベント需要が押し上げた形で、千葉、沖縄、京都、北海道、静岡、長野、愛知もトップ10に入った。

宿泊施設が最も混雑するのは12月26日～1月2日で、大晦日（12月31日）は最も空いている日と比べて8倍以上の混雑が予想される。有給休暇を取得できる場合は、12月21・22日の出発、または1月3日以降の出発が混雑回避の目安になるとしている。

昨年の宿泊費データをもとにした予測では、クリスマス付近から料金が上昇し、年末年始にピークを迎える見込み。費用を抑えたい場合は、12月21～23日や、三が日を過ぎた1月4日以降が比較的お得となる見込み。