三菱地所、アクアイグニス、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の3社は、軽井沢駅北口に新たな商業施設「軽井沢 T-SITE」を2026年3月にグランドオープンすると発表した。
旧信越本線の線路跡地を活用した開発で、しなの鉄道が所有する敷地を三菱地所が賃借し、駅自由通路直結の利便性を生かして整備する。運営はアクアイグニスとCCCが担う。
信州の自然や食文化を意識した空間づくりを進め、地域と観光客が行き交う新たな交流拠点を目指す。飲食や物販のほか、温浴施設や宿泊施設も備え、日常と旅の双方をサポートする機能を持たせる。
テーマは「食べる」「過ごす」「安らぐ」の三つ。食では、地元食材を生かした店舗や話題性のあるスイーツ店が集まり、軽井沢初出店の「とりまち」「鮨屋小野」など多彩な飲食が並ぶ。安らぐエリアでは、アクアイグニスが露天風呂や屋外サウナを備えた温浴施設を展開する。