- 国際MICEサミット2025(International MICE Summit 2025、IMS25)が開幕、画期的な発表が行われ、世界的な投資と産業変革が新たな段階に入っていることが明らかになりました。
- このイベントでは、合計90億米ドル以上の世界売上高を持つ企業が参加し、20件の商業契約と覚書(MoU)が発表されました。
- 世界有数の展示会/イベント企業6社がリヤドに新国際事務所の設置を表明し、サウジアラビアのMICE分野拡大を加速させます。
- 初日には、予想参加人数2,000名を大幅に上回る3,000名以上のグローバル・リーダーが参加しました。いずれもイベント、ビジネス観光、文化、クリエイティブ産業の主要企業を代表する存在です。
- SCEGAは「2025年サウジ会場インフラ報告書(2025 Saudi Venue Infrastructure Report)」を発表しました。報告書は、全国923の認定会場における収容能力が前年比32%増加したことを明らかにしました。
リヤド(サウジアラビア), 2025年11月27日 /PRNewswire/ -- 国際MICEサミット2025(International MICE Summit 2025、IMS25)が本日リヤドで開幕し、3,000人以上の参加者を集め、サウジアラビアのビジネス・イベント産業にとって画期的な瞬間となる20の主要発表が行われました。発表内容には、6つのグローバル展示会/イベント企業がサウジ王国への事務所開設と投資を発表したこと、複数のグローバル・イベントの立ち上げ、記録的なイベント・インフラの成長が含まれており、会議/報奨旅行/カンファレンス/展示会(Meetings, Incentives, Conferences, and Exhibitions、MICE)分野において同国がグローバル・リーダーとしての存在感を高めていることを示しています。
His Excellency Fahd bin Abdulmohsen Al-Rasheed, Chairman of the Saudi Conventions and Exhibitions General Authority (SCEGA), pictured during the opening day of IMS25
主な進展として、Messe Frankfurt、Koelnmesse、MCH Group、Oak View Groupが新事務所開設を計画中であることを明らかにし、ComexposiumとHoneggerは2026年のサウジアラビア市場参入を正式に発表しました。これらの組織は、国際的なビジネス・イベントにおいて世界で最も影響力のある企業の一部であり、世界の展示会、見本市、イベント管理業界全体で事業を展開しています。これらの拡大は、サウジアラビアの変革と、地域および国際的な会議拠点としての影響力の高まりに対する世界的な信頼の増大を反映しています。
さらに、この分野を後押しする動きとして、Messe MunichはBAUMA Saudi Arabiaの開催を発表しました。これにより、世界最大の建設/重機見本市がこの地域に上陸し、サウジアラビアの急成長するインフラと開発の野心を支援することになります。RX Globalはまた、国際不動産/投資コミュニティ向けのグローバルに認知された貿易イベント「MIPIM Arabia」の開催を発表しました。これは、サウジアラビアが世界で最も急成長している不動産市場の1つとして台頭していることを反映しています。さらに、GL Events、Clarion、DMG Events、Koelnmesseとの新たなパートナーシップも発表され、サウジアラビアが世界クラスのイベントのグローバル・ハブとしての地位を強化しています。
「本日の発表の規模と多様性は、サウジアラビアのビジネス・イベント産業が経済変革とグローバルな連携の強力な推進力となったことを示しています」と、Saudi Conventions and Exhibitions General Authority(SCEGA)の会長であるFahd bin Abdulmohsen Al-Rasheed氏は述べています。
「国際MICEサミット(International MICE Summit)を通じて実現したこれらのパートナーシップは、王国のインフラ強化、サウジ人材の育成、そしてビジョン2030(Vision 2030)を支える国際協力のグローバル・ハブとしてのサウジアラビアの地位を確固たるものとするでしょう。」
Ministry of Interior、Hail Region Development Authority、Saudi Water Authority、Elm Company、Authority for the Care of People with Disabilities、National Center for Social Studies and Researchとの間で、イベント・インフラとイベント産業の持続的成長を推進する6件の覚書(MoU)が締結されました。これらの取り組みには、総額29億ドル規模の広域プロジェクト「ジャイダナ・ウォーターフロント(Jaydana Waterfront)」の一環としてジザン市に建設される専用の多目的コンベンション・センターが含まれます。
SCEGAは「2025年サウジ会場インフラ報告書(2025 Saudi Venue Infrastructure Report)」を発表し、王国のビジネス・イベント・インフラが記録的な成長を遂げ、923の認定会場における収容能力が前年比32%増加したと報告しました。展示スペースは2018年以降320%拡大し、現在300,520平方メートルに達しています。これはビジョン2030(Vision 2030)に沿った継続的な投資が牽引しています。収容能力の大部分はリヤド、マッカ、東部州に集中しており、リヤド展示会議センター、ジェッダ・スーパードーム、ダーラン・エキスポセンターなどの主要会場が牽引役となっています。また、マディーナ、アルウラ、アシール、ナジュランに新設されたセンターが、サウジアラビアのイベント環境を拡大し続けています。
IMS25は木曜日も開催され、MICE分野への投資、イノベーション・クラスター、未来MICEリーダー・プラットフォームに焦点を当てたセッションに加え、イベント/展示会のグローバルな卓越性を称えるガラ・ディナーが行われます。
写真:https://mma.prnasia.com/media2/2832745/SCEGA_Fahd_bin_Abdulmohsen_Al_Rasheed.jpg?p=medium600
国際MICEサミット2025(International MICE Summit 2025、IMS25)開幕、世界的な投資とイベント産業の変革をもたらし、20件の契約を発表