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ロボットタクシー・バスの社会実装で課題解決目指す「あのタクカンパニー」誕生

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北海道帯広市でタクシー事業を展開するTKタクシーをグループに持つミライズグループはこのほど、自動運転車両によるロボットタクシー・ロボットバスの運行事業を行うあのタクカンパニー(東京都新宿区)を設立した。 ロボットタクシー・ロボットバスの社会実装により、全国の交通課題解消を目指す。

地方都市や過疎地で、バス・タクシー乗務員の不足が深刻化し、地域住民の移動手段が大きく制限されつつありる。生活の足となる路線バスは、乗務員不足による減便や廃止が相次いでいる。さらに、ドア・ツー・ドアの移動手段であるタクシーでも乗務員不足が加速し、乗車まで30分~1時間待ちが常態化する地域も出ている。

国土交通省の発表によると、2008年度から2023年度までの15年間で、全国で約2万3000キロメートロルの路線バスが廃止されている。また、全国ハイヤー・タクシー連合会の資料では、タクシー車両数は2007年度から2023年度の16年間で約5万7000台(約24%)減少し、現在16万9000台となっている。 
 (引用:https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001898150.pdf
 (引用:https://taxi-japan.or.jp/zius/wp-content/uploads/2025/07/Taxi_Today_2025-1.pdf)

公共ライドシェアなどの新サービスが導入されつつありますが、人口減少と乗務員不足の根本的な流れを止めることは難しく、自動運転車両の普及は地域交通維持のために不可欠な手段となりつつある。政府は2023年に改訂した「デジタル田園都市国家構想総合戦略」で、2027年度までに無人自動運転移動サービスを全国100地域以上で実現する方針を掲げている。

あのタクカンパニーは、海外自動運転技術の積極的な導入や国内企業・自治体とのアライアンスを進め、2027年度までにレベル4(完全無人運転)に対応したロボットタクシーの運行開始を目指す。 高齢者・学生・移動困難者の移動を支え、持続可能な地域交通インフラの構築に貢献することを使命としている。事業拡大に向けた資金調達については、今後、関連法令に基づき適切な手続きを進める予定。

詳しくはURL https://miraizu-selfdriving-bus.com/selfdriving-bus_lp/から。

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