国土交通省道路局は12月19日、地方公共団体からの申請に基づき、「道の駅」に福島県と静岡県の2駅を新たに登録した。また、北海道の1駅の登録を取り消した。全国の「道の駅」は合計1,231駅となった。(写真は道の駅 ゆとりえせとやのイメージ)
新たに登録されたのは、福島県石川町の「道の駅 石川」と、静岡県藤枝市の「道の駅 ゆとりえせとや」の2駅。いずれも令和8年度のオープンを予定している。
「道の駅 石川」は一般国道118号沿線に整備され、地域の産業振興や交流促進、観光情報発信の拠点としての役割を担う。地元農産物や加工品を扱う物販施設や飲食施設を設け、観光や歴史文化などの地域資源を発信することで、来訪者を町全体へと誘導する。
「道の駅 ゆとりえせとや」は、国道1号藤枝バイパス谷稲葉インターチェンジから約8キロの地点に位置し、県中部地域北部の観光エリアの玄関口となる。
陶芸やアートを軸にした地域活性化を進める「ふじえだ陶芸村構想」の中心拠点として整備され、交流人口や関係人口の創出を目指す。温泉施設や陶芸施設、展示室などを備え、地元農産物を生かした飲食の提供を通じて、農業や地域振興にも貢献する。
一方、北海道遠軽町の「道の駅 まるせっぷ」の登録を取り消した。