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観光庁の11月宿泊旅行統計、前年比0.7%減の5,772万人泊

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観光庁が12月25日に発表した宿泊旅行統計(10月・第2次速報、11月・第1次速報)によると、11月の延べ宿泊者数は前年同月比0.7%減の5,772万人泊となり、前年をわずかに下回った。

内訳は日本人が4,251万人泊(同1.2%減)、外国人が1,520万人泊(同0.7%増)だった。日本人宿泊が減少した一方で、外国人宿泊は小幅ながら増加し、全体を下支えした。

10月の第2次速報では、全体が5,861万人泊(同1.6%減)で、日本人が4,213万人泊(同3.6%減)、外国人が1,648万人泊(同3.7%増)だった。いずれの月も、日本人が前年割れとなる一方、外国人がプラスを確保する構図が続く。

国籍(出身地)別では、中国が247.9万人泊で最多。次いで米国169.9万人泊、台湾167.5万人泊、韓国158.7万人泊、オーストラリア59.8万人泊となった。上位5カ国・地域で全体の56.5%を占めた。前年同月比ではロシアが93.8%増、インド35.7%増、ドイツ17.2%増と伸びが目立った。

都道府県別では、10月の宿泊者数が最も多かったのは東京都(921.6万人泊)、次いで大阪府(504.2万人泊)、北海道(384.9万人泊)となった。増加率では神奈川県(18.9%増)や島根県(16.7%増)、愛知県(12.5%増)、三重県(11.2%増)、青森県(10.8%増)などが高かった。一方、岩手県(18.1%減)や群馬県(17.6%減)、石川県(13.7%減)などでは減少がみられた。

10月の全国客室稼働率は67.1%で、前年より2.5ポイント上昇した。最も高かったのは大阪府の85.0%だった。

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