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準備は充分に進んでいるだろうか?2026年のインバウンド事情は・・・

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明けましておめでとうございます

2025年の年間訪日客の着地点は発表されていませんが、ほぼ4,000万人を超えそうな勢いです。

本年は、2030年の6,000万人への折り返しの年となります。コロナ禍によって、激減した訪日外国人客数ですが、私たちが考えている以上に復活し、ホテル建設の数は増えているものの、その準備は充分に進んでいるとは思えない状況です。

しかし、昨11月には、全体的な数値は伸長している反面、中国からの数は減少傾向にあり、供給過多となったホテル群の中には、投げ売り状態となっている地域もあります。特に京都市内は、インバウンドに大きく舵を切ったホテルの中には、2,000円台の宿泊料金をつけているところもありました。ここ数年、修学旅行が京都を敬遠する動きも見せています。

確かに長期滞在し、平日・休前日を考えないインバウンド客は、宿泊施設にとっては喜ばしいお客様です。一方、日本人は休前日なおかつ単泊もしくは数泊と宿泊期間も短く、一部好まれないお客様とも言われます。この両者をうまく使い分ければ、宿泊稼働率は高まりますが、なかなかうまくはいきません。

全体的な方向性を

より高く飛ぶには、低くかがんで準備をしなくてはならないと言われます。インバウンド一辺倒ではなく、しっかりと全体的な方向性を示すこと、2026年は、そのような年ではないでしょうか?

今年もツーリズムメディアサービスでは、インバウンドの功罪を追いかけつつ、タイムリーな情報を提供することを進めて参ります。

引き続き、ご愛顧いただくと共に発信する記事をより多くの方々に届けたいと考えております。

年の初めに、ご挨拶を兼ねて・・・。

TMS編集部 一同

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