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観光地とホテルを結ぶ、HISがマレーシア・クアラルンプールでAI乗合型移動サービス開始

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エイチ・アイ・エス(HIS)は2月1日、マレーシア・クアラルンプールにおいて、主要観光地とホテルを結ぶ乗合型移動サービス「BOLEH BOLEH Ride(ボレボレライド)」の提供を始めた。現地法人であるH.I.S. Travel (Malaysia) Sdn. Bhd. が展開するもので、AIオンデマンド交通システムを活用した都市型モビリティとして観光客の利便性向上を図る。

同サービスは、WILLERグループが提供するAIオンデマンド交通サービス「mobi」のシステムを基盤とし、専用アプリ上で乗降地点を入力するだけで、乗車予定時刻と到着見込み時刻が表示され、車両の手配が完了する仕組み。事前予約は不要で、運行時間内であれば旅行中の任意のタイミングで利用できる点が特長だ。

停留所は、ペトロナスツインタワーやブキ・ビンタン、セントラルマーケット、ムルデカ広場といった観光スポットに加え、リッツカールトンやマンダリンオリエンタルなど主要ホテルを含む100カ所以上に設置。エリア内での小回りの利く移動手段として、観光客の行動範囲拡大を後押しする。AIが道路状況や利用者のリクエストをもとに最適なルートを算出し、複数の利用者が相乗りする形で目的地まで移動する。

HISの個人旅行ブランド「Ciao」の対象商品を申し込んだ旅行者は、滞在中何度でも無料で利用できる点も特徴の一つで、パッケージ旅行の付加価値強化にもつながる。運行時間は午前10時から午後10時まで。最大乗客数は12名で、ドライバーは英語またはマレー語対応となる。

クアラルンプール市内はモノレールや地下鉄、路線バスなど公共交通網が発展している一方、駅から最終目的地までの「ラストワンマイル」の移動が十分にカバーされていないとの指摘もある。HISは本サービスを通じ、観光地間の移動を効率的につなぐことで都市観光の利便性を高め、訪問者の満足度向上を目指すとしている。

東南アジア主要都市において観光客向けモビリティの高度化が進む中、旅行会社が主体となって移動インフラに関与する事例としても注目される取り組みとなりそうだ。

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