東京工科大学(東京都大田区)は地元ブルワリーと連携し、学生が発案したオリジナルクラフトビール「湯紡麦(ゆつむぎ)」を共同開発した。大田区浴場連合会の協力を得て、区内16の銭湯と飲食店3店舗で2月6日に発売した。
同商品は、東京工科大学デザイン学部が地域連携型の教育の一環として取り組む商品化プロジェクトの第3弾。地域の魅力の抽出からコンセプト立案、製造、販売までを学生が主体的に担い、今回は学部3年生の有志45人が参加した。
区内クラフトブルワリー3社の協力のもと新商品開発コンペを実施し、採用された企画を商品化した。
「湯紡麦」は、都内最多の銭湯数を誇る大田区の銭湯文化に着目し、湯と人、人と人をつなぐ存在を目指して企画した。蒲田・大森、羽田、池上、六郷の4エリアをテーマに、それぞれの地域性を味わいや色合い、ラベルデザインで表現した4種類を展開する。対象エリアの銭湯では、その地域をモチーフにしたビールを提供する。
蒲田・大森はスタンダードな苦味を感じられるペールエール、羽田はスペアミントを使った爽やかな味わい、池上は梅シロップを用いた穏やかな甘み、六郷はハチミツとカラメル麦芽による香ばしさが特徴となっている。価格はいずれも330ミリリットルで税込660円。