文化庁は2月9日から、日本遺産の魅力を国内外に発信するプロモーションを始めた。日本遺産大使を務めるEXILE ÜSAさんを起用し、文化庁公式YouTubeチャンネルで動画を公開したほか、全国の鉄道車内で交通広告を展開する。
今回の取り組みは、全国104件ある日本遺産の「ストーリー性」を広く伝えることが目的。「日本遺産の日」(2月13日)に合わせた施策として実施する。
動画は、EXILE ÜSAさんが日本遺産の地を実際に訪ね、物語を体感する内容。舞台は日本遺産ストーリー「日本最大の海賊の本拠地:芸予諸島―よみがえる村上海賊Murakami KAIZOKUの記憶」(愛媛県)で、村上海賊ミュージアムや能島周辺での潮流体験、大山祇神社の大楠などを巡りながら、地域に根付く文化と自然の魅力を紹介する。
動画公開に合わせ、EXILE ÜSAさんが登場する日本遺産の交通広告も全国で一斉に掲出する。東京メトロやJR東日本、Osaka Metro、JR西日本、名古屋市営地下鉄、JR九州、西日本鉄道などの車内ビジョンで放映し、日本遺産への関心を喚起する。
文化庁は、日本遺産を「地域の歴史的魅力や文化・伝統を語るストーリー」として発信し、観光振興や地域活性化につなげたい考え。動画や交通広告といった複数のメディアを組み合わせることで、これまで日本遺産に触れる機会が少なかった層にアピールする。