和歌山県白浜町のテーマパークアドベンチャーワールドは2月13日、2025年9月30日に誕生したエンペラーペンギンの赤ちゃんが公開プール練習を始めることを発表した。誕生から約4カ月を経て、灰色の綿羽から水を弾く成鳥の羽へと換羽が進み、水中環境に慣れるための本格的なトレーニング段階に入る。
公開練習は海獣館2階で午前10時15分から約10分間実施され、観覧は無料(別途入園料・駐車料金が必要)。飼育スタッフが常に付き添い、安全を確保しながら段階的に水に慣らしていく。翌日以降は不定期開催となる予定で、動物の体調などにより内容変更や中止の可能性もある。
同施設ではこれまでもエンペラーペンギンの繁殖・飼育に成功しており、国内有数のペンギン飼育施設として知られる。今回の赤ちゃんは2月11日時点で体重19.0kgまで成長。出生時の体重は約296gで、現在もDNAによる性別判定を予定している段階だ。
赤ちゃんの成長と背景
エンペラーペンギンは南極大陸およびその周辺に生息し、体長約120cm、体重約40kgに達する世界最大のペンギン。厳寒の氷原で繁殖し、約120日間にも及ぶ絶食状態でヒナを守ることから「世界で最も過酷な子育てをする鳥」とも称される。寿命は約30年、主食は魚類やイカ、オキアミなどで、同園ではオオナゴやホッケを与えている。
バレンタイン限定キャンペーンも展開
2月14日・15日の2日間限定で、ペア入園チケットを特別価格8,888円で提供する「ハッピーハッピーペンギン」キャンペーンも実施する。ペンギンが強いペアの絆で知られることにちなみ、カップルや家族、友人同士での来園を促す企画だ。
人気キャラクターとのコラボも継続中
園内では、世界的に知られるペンギンキャラクターピングーとのコラボイベント「PINGU™’s SMILE PARTY in ADVENTURE WORLD」も開催中(2026年2月28日まで)。センタードームや海獣館を中心に、展示や装飾、フォトスポットなど多彩な演出が行われている。
赤ちゃんが水中へ踏み出す第一歩は、来園者にとっても貴重な成長の瞬間となる。施設側は「一歩ずつ成長する姿を、あたたかく見守ってほしい」と呼びかけている。