大分県日出町にあるテーマパーク「サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド」を運営するサンリオエンターテイメントは2月22日、同町と「ハーモニータウンの形成に関する包括連携協定」を締結した。締結式はホテル グランドメルキュール別府湾リゾート&スパで実施した。35周年を迎えて新フェーズへと突入する。
ハーモニーランドは1991年の開園以来、日出町のシンボルとして親しまれてきた。2016年には観光振興や定住促進を目的とした基本合意を締結し、「ハローキティとくらすまち ひじ」のキャッチフレーズのもと、協働によるまちづくりを進めてきた経緯がある。
2024年12月には、大分県と“エンタメリゾート化”を含む包括連携協定を締結。観光・地域資源・体験価値を融合させた滞在型エンターテインメント拠点への進化を掲げ、大分空港の愛称を「大分ハローキティ空港」とするなど県全体での連携を強化してきた。
今回の協定は、こうした構想を具体化する取り組みとして位置づけられるもの。観光振興や地域活性化、若者の移住定住促進、地産地消、SDGs推進など10項目にわたる連携を明文化し、観光と暮らしが交差する「ハーモニータウン」の形成を目指す。
締結式で日出町の安部徹也町長は「リゾート化をきっかけに連携を強化し、来園者を町内の周遊や食へとつなげることでハーモニータウンの形成に寄与したい」と述べた。サンリオエンターテイメントの小巻亜矢社長も「35周年の節目に包括連携協定を結べたことは背筋が伸びる思い。『ありがとうを未来へ』のメッセージとともに、日出町へ恩返しをしていきたい」と語った。
今後はハーモニーランドの“エンタメリゾート化”と歩調を合わせながら、観光基盤整備や周遊促進、ウェルビーイング向上などに取り組む。開園35周年を機に、テーマパークと地域が一体となった次世代型のまちづくりが本格化する。