日本政府観光局(JNTO)は3月17日、今年の秋頃に山陰・せとうち地方でアドベンチャートラベル(AT)促進事業「AdventureWEEK2026」を開催すると発表した。AT分野の国際団体と連携し、訪日誘客の拡大と地域観光の高付加価値化を図る。(写真は大山=鳥取県提供)
同事業は、世界最大級のAT業界団体であるAdventure Travel Trade Association(ATTA)と連携し、海外の旅行会社やメディア関係者を招請して地域の観光コンテンツを体験してもらうとともに、地元事業者との商談機会を設けるプログラム。JNTO主催としては沖縄(2024年11月)、東北(2025年9月)に続く3回目の実施となる。
鳥取県、島根県、岡山県、広島県など山陰・せとうち地域に旅行会社から12人、メディア関係者3人を招請する。ATTAによるコンサルティングや事前研修のほか、約1週間のファムトリップ、現地事業者との商談会を実施する。
アドベンチャートラベルは、自然や文化体験するアクティビティを組み込んだ旅行で、世界的に市場規模が大きいとされる。
2024年に沖縄で実施した同事業では、招請した旅行会社によるツアー造成やメディア掲載につながったほか、参加事業者のAT旅行者取扱数が約2倍に増加した事例も報告されている。JNTOはATの推進を通じ、訪日旅行者数の拡大につなげる方針。