国土交通省が3月19日にまとめた航空輸送統計速報(2025年分)によると、国内線は旅客数と、人の移動量を示す指標「人キロ(旅客キロ)」ともに、前年に続き過去最高を更新した。一方、国際線は旅客数でコロナ前に届かないものの、人キロは過去最高となった。
国内定期航空輸送の旅客数は1億1147万人(前年比4.2%増)、人キロは1060億9535万人キロ(同4.3%増)となった。いずれも2024年に続き過去最高を上回り、国内需要の拡大が続いている。
国際航空輸送は旅客数が2292万人(同13.3%増)となり回復が続いたが、2019年の約2345万人には届いていない。一方、人キロは1121億6051万人キロ(同12.8%増)で過去最高となり、長距離路線の需要増が全体を押し上げた。
方面別では、中国が373万人(同17.7%増)、韓国が206万人(同19.8%増)とアジア路線が引き続き伸長した。欧州も163万人(同25.1%増)と回復が目立つ。
国内線はコロナ禍で2021年に4392万人まで落ち込んだ後、2023年に1億397万人、2024年に1億702万人と回復し、2025年はさらに上回った。国際線も2021年の139万人から増加が続いている。