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滋賀県職員が選ぶ石垣7選、世界遺産候補・彦根城も

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滋賀県は、石垣巡りを趣味とする県職員が選んだ「近江のお城の石垣7選」を発表した。中世寺院から戦国時代、幕末まで、県内に残る石垣の見どころを紹介している。

滋賀県内には約1300カ所の城跡があり、石垣を持つ戦国時代の城跡も多い。城郭の石垣は近江で生まれた技術ともいわれる。

7選には、城の石垣の基になった中世寺院の技術を伝える高島市の長法寺跡をはじめ、近江守護六角氏が築き、国内最古級の城郭石垣が残る近江八幡市の観音寺城跡を選んだ。

同市の安土城跡には、織田信長が1576年から築いた本格的な総石垣の城郭が残る。大津市の坂本城跡では、明智光秀が築いた城の石垣が琵琶湖の水中に沈み、渇水で水位が大きく下がった時にだけ姿を現す。

高島市の大溝城跡では、信長の甥、織田信澄が築いた最古級の天守台、近江八幡市の八幡山城跡では、豊臣家が全国的な普及に先駆けて取り入れたとみられる「算木積み」を見ることができる。

最後は彦根城。天秤櫓では、築城当初の野面積みと幕末に積み直された石垣が門を挟んで並び、江戸初期から幕末までの石積みの変化を一度に見比べられる。

彦根城は9月、世界文化遺産の国内推薦候補に選ばれた。2027年2月までのユネスコへの正式推薦を経て、2028年の世界遺産委員会で登録の可否が審議される予定だ。

県とびわこビジターズビューローは、城郭や史跡、武将ゆかりの地を巡る観光キャンペーン「戦国ディスカバリー 滋賀・びわ湖」を12月まで展開している。

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