欧州観光連盟(ETOA)は9月28日、東京・有明で、日本から欧州への旅行需要の拡大を目指すB2B商談会「Showcase Outbound Japan 2026」を開いた。Discover Central Europe、ミキ・ツーリストとの共催で、欧州の政府観光局やホテル、航空会社、DMC(現地手配会社)、観光施設など約50社・団体が参加した。
会場では、欧州側の観光事業者と日本の旅行業界関係者が商談し、各地の最新の観光情報を紹介した。午後にはメディアや旅行業界関係者を対象に、各国政府観光局による目的地セミナーや、日本人インフルエンサーによる現地での観光体験の紹介も行った。
中欧4カ国のチェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキアは「Discover Central Europe - Japan 2026」と題した共同ワークショップを実施。歴史や文化など各国の観光資源に加え、複数国を組み合わせた広域周遊旅行をアピールした。
ETOAのトム・ジェンキンス最高経営責任者は、日本について、歴史や文化、持続可能な旅行体験への関心が高く、欧州にとって長年重要な市場の一つと指摘。長距離旅行の回復が進む中、日本の旅行業界と欧州の観光事業者との直接的な関係を強化し、質の高い広域周遊ルートを提供することが双方の成長につながるとの考えを示した。