学び・つながる観光産業メディア

JTBと日本郵政グループ、郵便局発の地域密着ツアーを高岡市で展開 関係人口創出へ

コメント

JTBは10月2日、日本郵政、JPデジタル、富山県高岡市と連携し、郵便局ネットワークを活用した地域密着型ツアーの企画・販売を開始することを発表した。高岡市への移住促進や関係人口の創出を目的とした取り組みで、地域をよく知る郵便局長の視点と、JTBの観光コンテンツ造成のノウハウを組み合わせ、新たな観光モデルの可能性を検証する。

郵便局長が地域資源を掘り起こし、ツアーに

取り組みは、日本郵政グループが郵便局ネットワークを活用して進める事業創出拠点「POSTUDIO(ポスタジオ)」の一環。全国約2万4000局の郵便局が持つ地域とのつながりや知見と、JTBの送客、交流創出、観光コンテンツ開発の機能を掛け合わせ、地域への新たな人流創出を目指す。

第1弾は10月31日に高岡市で実施する「地域の魅力発見ツアー」。高岡市内3郵便局の局長が企画し、国宝・勝興寺での「特別拝観」「七不思議巡り」「写経」の3つの体験に加え、報恩講料理を取り入れたオリジナルランチを提供する。地域を日常的に見ている郵便局長ならではの視点を、観光商品に生かす。

11月下旬には第2弾として、地元食材や高岡ならではの食文化をテーマにした体験ツアーを予定している。今後は高岡市にとどまらず、全国の郵便局や自治体との連携によるツアー展開も検討する。

観光を入口に地域との継続的な関係へ

今回の事業では、郵便局を単なる立ち寄り場所ではなく、地域住民とのつながりや信頼を生かした「地域の拠点」と位置付ける。ツアーを通じて来訪者と地域との接点をつくり、その後の再訪や二拠点居住、移住の検討などにつなげる考えだ。

また、地域住民にとっては日常的な風景や文化であっても、郵便局の視点から観光資源として捉え直し、発信することで、地域の魅力を再発見する機会にもつなげる。高岡市で構築するモデルについては、全国各地の郵便局ネットワークを活用した地域活性化策として横展開していく方針だ。

/
/

会員登録をして記事にコメントをしてみましょう

おすすめ記事

/
/
/
/
/