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静岡の工場35社を公開、プラモデル体験も

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静岡市内の工場や工房を一般公開するオープンファクトリーイベント「ファクハク静岡工場博覧会2026」が10月16~18日の3日間、市内各地で開かれる。金属加工や木工、プラスチック、印刷、伝統工芸など35社が参加し、普段は入ることのできないものづくりの現場を公開する。

会場では、大型機械が稼働する工場や職人の手仕事を間近で見る工場見学のほか、職人から指導を受けながら製作するワークショップ、各社の商品などを販売するマルシェを実施する。

約1200度に熱した鋼をハンマーで加工する鍛造体験や、1500度に溶けた鉄を型へ流し込む鋳造現場の見学、ねじ作り、はんだ付けなど、各社の技術を生かしたプログラムを用意する。

今年は、参加工場を巡って集める「職人トレーディングカード」も初めて導入する。職人の技や各工場の特徴をカードにして配布し、複数の工場を訪ねてもらう。

静岡市は、国内のプラモデル製造品出荷額の8割以上を占め、「模型の世界首都」を掲げる。背景には、江戸時代の駿府城や静岡浅間神社の造営を契機に発達した木工や漆工などの技術がある。木工技術は昭和初期の木製模型製造へとつながり、その後、プラモデル産業へ発展した。

市内には、タミヤやハセガワ、BANDAI SPIRITSなどの製品を展示する「静岡ホビースクエア」をはじめ、プラモデルのランナーを模した「プラモニュメント」が街中に点在する。タミヤのショールーム・歴史館や「BHCPDIIミュージアム」、伝統工芸を体験できる「駿府の工房 匠宿」などもあり、ファクハクと合わせて静岡のものづくりを巡る産業観光が楽しめる。

工場見学は無料。ワークショップは有料のものがある。参加日時や申し込み方法は企業によって異なり、公式サイトから事前予約を受け付けている。

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