東武トップツアーズはこのほど、未来社会デザイン機構、日光市と連携し、大学生を対象とした仕事体験プログラム「2days 仕事体験@日光」を開催した。Z世代ならではの感性やAIなどのデジタル技術を生かし、従来の観光施策にとらわれない地域創生のアイデアを考える実践型プログラムとして実施した。
旅行企画やAI開発を学び、現地で実践
プログラムは2日間で構成。1日目は、旅行企画やAI開発に関する講義とワークショップを行い、観光や地域づくりにデジタル技術をどう活用できるかを学んだ。
2日目は日光市内でフィールドワークを実施。旧日光市立野口小学校などの地域施設を「再生資源」という視点から見学したほか、市内の事業者と直接交流し、地域が抱える課題や現場の取り組みについて理解を深めた。
現地で得た知識やアイデアをもとに、学生たちは日光市の総合計画を踏まえた地域創生案をまとめ、市に提案した。単なる見学にとどまらず、地域の事業者との交流から課題を見つけ、具体的な施策としてアウトプットするところまでを体験する内容となった。
若者の視点を地域づくりへ
今回のプログラムは、若い世代や女性から選ばれるまちづくりを進める日光市の協力を得て実施した。学生の視点や発想と、地域事業者が持つ現場の知識を組み合わせることで、新たな地域創生の可能性を探った。
東武トップツアーズは今後、日光市をフィールドに、若者の視点を取り入れた共創型地域創生のエコシステム構築を目指す。また、企業や自治体、学生との連携を強化し、地域創生に加え、DXやWeb3.0事業を通じたデジタル人材の育成にも取り組むとしている。