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日本旅行と京都大学、高校生向け「がん免疫療法」探究プログラム開発 研究現場を体験

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日本旅行と京都大学は10月15日、高校生を対象として共同開発した「がん免疫療法に関する科学探究プログラム」の販売を始める。京都大学大学院医学研究科附属がん免疫総合研究センター(CCII)を舞台に、研究現場の見学や研究者・大学院生との対話を通じ、最先端のがん免疫研究に触れる機会を提供する。

最先端研究を高校生の探究学習に

近年、学校教育では、生徒自身が問いを立てて学ぶ「探究学習」や、将来を見据えた「キャリア教育」の重要性が高まっている。今回のプログラムは、最先端技術や実社会の課題に触れることで、生徒の探究心や創造力を育て、将来の進路やキャリアを考えるきっかけとすることを狙う。

京都大学CCIIは、本庶佑特別教授により設立され、「今治らないがん」を治すことを目指して、がん免疫療法の研究に取り組んでいる。日本旅行はこれまで、地域資源を活用した社会課題解決型学習や探究学習など、教育旅行分野でプログラム開発を進めてきた。両者の知見とノウハウを組み合わせ、高校生向けの実践的な教育機会として展開する。

研究現場を見学、研究者や大学院生と対話

プログラム名は「がん免疫研究の最前線に触れる“未来のノーベル賞研究者を育む科学探究プログラム”」。京都大学CCIIで実施し、高校単位で1日1校を受け入れる。

内容は、CCIIに関する動画視聴、研究現場の見学、京都大学の研究者や大学院生による講義・対話セッション、京都大学キャンパスの自由見学などで構成する。10月15日午前10時から日本旅行の団体・法人・教育旅行各支店で受け付けを開始する。

実証には高校生19人が参加

本格展開に先立ち、8月下旬には武庫川女子大学附属中学校・高等学校の高校1~3年生19人と教員3人が実証プログラムに参加した。

本庶氏の動画視聴から始まり、普段は立ち入ることのできないCCIIの研究現場を見学。研究者や大学院生とのワークショップを通じて、がん免疫療法への理解を深めた。

参加した高校生からは、「実際の研究の様子は自分の将来をイメージするのに、とても大きな気づきとなった」「大学院生とのワークショップでは、自分では疑問に思わなかったことや、自分と思った考えと違う考えなどを聞き、新たな気づきがあった」といった声が寄せられた。

実証後のアンケートでは、19人中15人がプログラム全体について「大変満足」、4人が「満足」と回答した。また、参加後の意識変化として、「最先端の研究に対する興味・関心が高まった」が最も多く、大学での学びや研究生活を具体的にイメージできるようになったとの回答も見られた。

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