9月16日の国際レッサーパンダデーに合わせ、レッサーパンダを飼育している各地の動物園でイベントが行われる。
このうち7頭を飼育し、国内のレッサーパンダの繁殖管理を担っている日本平動物園(静岡市)では、9月2~10月1日の期間、7月9日に生まれ、公開前のレッサーパンダの赤ちゃんをモニター映像で見ることができる。
また、50種以上のレッサーパンダの写真から、2024年のカレンダーに使用する画像を選ぶ総選挙を実施する。
レッサーパンダの個体や生息環境の保全に取り組む「Red Panda Network」は、毎年9月の第3土曜日を国際レッサーパンダデーに定め、レッサーパンダへの理解を深める活動を促している。
レッサーパンダは中国、ミャンマーなどの標高の高い森林を生息域にしている。野生の生息数は2500~10000頭と推定され、国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。