クラブツーリズムは11月8日、ツアー参加者全員が“おひとり様”の「ひとり旅」が過去最高の売れ行きであることを発表した。女性に好調であるなど、10月末時点で過去最高だった 2022年度を約40%増となり、過去最高の売れ行きを更新。過去11月11日は「ひとり旅の日」と定めるなど、さらなるひとり旅の商品づくり、販売を加速する。
ひとり旅は、1997年から発売を開始。現在は、首都圏出発のコースだけで常時約500コースを用意している。2022年度には過去最高の売れ行きを更新していた。同社のひとり旅では、宿泊ツアーは1人1室を確約するほか、バスでは1人2座席確保(一部ツアーを除く)といった特徴がある。
「コロナ禍で、『ひとり旅』が再認識され参加者層の幅が広がったこと、また『おひとり様』に対してのハードルが下がったことなども追い風となり、『気楽さ』『自分らしさ』などが支持され、今年5月のコロナの5類感染症への移行後も売れ行き好調だ」と同社。
参加者の8割が女性
同社のひとり旅は、1997年の発売開始時から2018年度まで参加者は増え続けていた。コロナ禍でも、「友人は誘いづらいが、旅行はしたい」というニーズなどと合った。
今年5月のコロナの5類感染症移行後も売れ行きは順調に推移。2018年度から50%増、これまで過去最高だった2022年度から40%増となっている。(2023年10 月末時点、4~3月売り上げ同日比/首都圏出発)
コロナ前から人気だったひとり旅は、女性の支持が高く、8割以上の参加者が女性。年代別では、50~70 代が中心だが、コロナ禍から若い世代(40-50 代)の参加者が増え、年齢層の幅が広がっている。
同社は、「おひとり様への抵抗が薄らいできている。もともとひとり旅はリピーターが多いが、気楽さや、一度参加して、一人でも楽しめることを体感した人が多いのでは」と分析する。
現在は、「【女性限定】女性の願いを叶えてくれる『石神さん』と正式とされる順序でお伊勢参り 2 日間」
(コース番号:F4535-988)(https://tinyurl.com/3vyd4ar)などのツアーがある。