ベルトラは6月22日、アソビューと共同で2023年最新夏の国内・海外旅行体験アクティビティの予約トレンド発表勉強会を開催した。2023年7~9月の海外渡航先予約数ランキング1位にハワイ・オアフ島を選出した。また、1予約あたりの平均顧客単価は急増し、コロナ前の2019年同期を約1万円上回る85%増となった。ベルトラの三田村孝晃グローバルコミュニケーションディレクターは、「この数年コロナ禍で旅を抑制されていたZ世代が旅行に参加し始めている」と話した。
アンケート調査は、6月20日に2023年7月1日~9月30日に参加予定のベルトラで海外現地アクティビティを予約した人を対象に実施。
夏の海外アクティビティ予約動向では、今夏はリピーターに人気の渡航先に加え、大自然を体感できるエリアの人気が急上昇。大自然や体験重視のアクティビティが人気であり、1予約当たりの平均顧客単価は、全体で前年同期比85%の大幅増となった。予約者層は、コロナ禍前と比べ、Z世代を含む10~20代の予約比率が増加している。
大自然を体感できるオーストラリア・ケアンズなどが急上昇
7~9月の海外渡航先予約数ランキングでは、ハワイ・オアフ島がコロナ前に続き人気だが、大自然を体感できる「オーストラリア・ケアンズ」「アメリカ・ラスベガス」が急上昇した。
1予約の平均顧客単価は2019年同期を85%上昇
1予約当たりの平均顧客単価は、どのエリアも2019年同期を50%を超える大きな伸びを示し、全体では85%上昇した。
予約に関しては、コロナ禍で行動を抑制された10代、20代といったZ世代がパスポートを取得し、海外旅行を準備する動きが目立った。
三田村マネージャーは、「コロナ禍を上回る勢いで推移している。この動きは今後も続くことが予想される」と話す。