10~12月に北陸デスティネーションキャンペーン(DC)を実施する富山、石川、福井の3県は9月10日、在京メディアを招いた第6回北陸観光PR会議を東京都内で開いた。3県合同で北陸新幹線の金沢―長野間が開業した2015年以来9年ぶりとなるDCを盛り上げ、能登半島地震からの震災復興の大きな後押しにつなげる。
同会議では、富山県が「世界にも珍しい地形が生み出す魚津の美食について」(魚津市)、石川県が「再生の地、七尾市へ この冬の美味しさと共に」(七尾市)、福井県が「GOKOイチ サイクリング」(美浜町)などをテーマに旬の観光素材を紹介した。
JR西日本は、北陸DCの概要を紹介した。キャッチフレーズは、「Japanese Beauty Hokuriku~日本の美は、北陸にあり。~」で、美観、美食、美技、美湯、美心の「5つの美」をテーマとして掲げている。イチ押し体験として、富山県・国宝勝興寺での特別写経体験、石川県でのクラフード2024、福井県での蘇洞門めぐりなどを挙げた。また、観光列車として10月にデビューする「はなあかり」などが走る。
取材 ツーリズムメディアサービス編集部