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江戸文化を再発見、宮本亞門氏が本物の日本文化体験を演出 OH!江戸東京まつり

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 〝江戸文化〟を再発見するイベント「OH!江戸東京まつり」が10月4日から東京都中央区日本橋・銀座・築地エリアで開催されている。主催は、ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構とエイチ・アイ・エスが主体となる江戸街道プロジェクト実行委員会で、総合プロデュースは演出家の宮本亞門氏。ガイドによるまち歩きツアーや流鏑馬、歌舞伎をはじめとするさまざまな江戸文化を体験できるイベントを通じて、インバウンドなど国内外からの誘客を促進する。11月3日まで。

 同イベントは、観光庁が今年度に実施する「特別な体験等によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業」、関東運輸局が地域連携促進企画として取り組む「江戸街道プロジェクト」の一環として行われている。

 イベントでは、江戸時代、旧五街道の起点であった日本橋や銀座周辺を舞台に、これまでに引き継がれてきた伝統文化や芸能、工芸を関心が高い外国人を中心に体験型商品を提供。商品は、ガイド付きまち歩きツアーのほか、茶道、江戸町火消、流鏑馬、能楽、空手、小笠原流礼法、邦楽(和楽器)、柔道、歌舞伎といった体験が実施されている。

 ガイドによる街歩きツアーでは、中央区観光協会の案内ガイドが通訳をしながら観光スポットを案内。「日本橋コース」「銀座コース」「築地市場コース」の3コースが用意され、各エリアの魅力を堪能できる。

 10月8日には、発表会を東京・日本橋の三越で開催。宮本氏のほか、ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構の本橋春彦理事、関東運輸局の藤田礼子理事、三越日本橋本店の丸井良太本店長が登壇し、本物の日本文化を広く国内外に発信するとともに、観光消費や旧五街道沿いへの観光誘客を促進することへの決意が述べられた。

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