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能登を支える! 防災学習と冬を代表する発酵文化を伝えるツアーを11月26日に催行、中能登町とJR東日本びゅうツーリズム&セールス

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 JR東日本びゅうツーリズム&セールス(VTS)と中能登スローツーリズム協議会(石川県中能登町)は11月26~28日、1月1日に発生した能登半島地震の復興支援拠点として奥能登を支える中能登町で旅行商品「『中能登町』は能登の元気を支えます! 防災の学びと能登の冬を代表する発酵文化の魅力を体験する3日間」を催行する。防災の学びや能登の発酵文化を伝えるなど、能登半島地震で被害を受けた能登地域の復興に向けて観光視点での基盤作りおよび魅力を発信する。

かぶら寿司づくり体験

防災を学びながら、能登の発酵文化を体感

 旅行商品は、観光庁が令和6年度に推進する「地域観光新発見事業」の一環としてと実施。復興支援拠点である中能登町を起点に、能登の伝統的な食文化である「発酵食」に焦点を当て、体験を通じて魅力を体感できる内容を用意する。

 旅行商品では、震災当時の状況を聞きながら保存食の試食や、ダンボールベッドづくりなど、“もしも”の時に役立つ防災の知恵を得られる防災体験に参加できるほか、冬の能登の伝統文化である「発酵食文化」を体感するなど「かぶら寿司」「どぶろく」の魅力を堪能できる。

 かぶら寿司づくり体験」では、地元の農家でかぶの収穫~かぶら寿司の仕込みまでを体験できる。かぶら寿司は「かぶ」に切り込みを入れてブリを挟んで甘麹で発酵させたなれ鮨で、かぶ、鰤を使用することから冬が旬とされ、能登では縁起物として正月料理に使われる郷土料理として親しまれている。瓶詰めしたどぶろくは持ち帰られる。

 「どぶろくづくり見学」では、「どぶろく醸造」を行う農家レストラン太郎右衛門で、どぶろくの試飲や瓶詰めを体験できる。どぶろくは、米と米麹を原材料としたお酒で、能登の冬の味覚の一つ。中能登町はどぶろくと縁が深く、全国で約8万8千社ある神社の内、どぶろく醸造ができるのは約30社ですが、そのうち3社が中能登町にある。

 最終日は、七尾市の能登食祭市場に立ち寄り。能登の特産品を買い物して復興を応援できる。

どぶろくづくり見学

出発日1日限定(11月26日)でプランを催行

 出発日は11月26日(火)の1日限定で実施。旅行代金は大人1人54,800円(3・4人1室)から。価格変動型商品のため、申し込みのタイミングで変動する。詳しくは、ホームページ(https://www.jrview-travel.com/reserve/travelItem/detail?courseNo=24B5116)で紹介している。

【行程】

どぶろく 太郎右衛門

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