JR東日本とJR西日本は、北陸新幹線(長野~金沢間)の開業10周年および金沢~敦賀間の開業1周年を記念し、3月1日から9月30日まで「北陸新幹線 長野~金沢開業10周年・金沢~敦賀開業1周年キャンペーン」を実施する。
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キャンペーン期間中、沿線の各駅で記念イベントを開催するほか、特別企画や地域のもてなしを通じて北陸新幹線の魅力を発信する。
3月16日には、子どもたちが描いたアート作品を展示する特別列車「みらいの北陸ミュージアムしんかんせん」を運行する。2月に開催されたワークショップで制作された作品が車内を彩り、参加した子どもとその家族が招待される。運行区間は富山~敦賀間で、途中の各駅にも停車する。
同日、富山駅、金沢駅、福井駅では記念セレモニーが開かれ、主催者や来賓の挨拶、駅長による出発合図が行われる。各駅周辺でも自治体と連携した記念イベントが予定されている。
4月1日からは、北陸新幹線沿線の長野県から福井県にかけてデジタルスタンプラリーが実施される。JR西日本のアプリ「WESTER」を利用し、スタンプの獲得数に応じて沿線ゆかりの賞品が抽選で当たる企画となっている。
また、3月8日には特別企画として団体臨時列車「つながる北陸~開業10周年・1周年~」号を上野~敦賀間で運行する。車内では北陸三県の特産品が当たる抽選会やパンフレットの配布が行われ、主要駅では地元住民による横断幕での歓迎が予定されている。