東武トップツアーズ、東武鉄道、日光交通は10月から、日光エリアでハイグレード貸切バス「SPACIA X NIKKO CRUISER」（スペーシア・エックス・ニッコー・クルーザー）を運行する。

　東武グループは、新型特急「スペーシア X」の導入や高級宿泊施設の開業など、日光エリアへの投資を進めていて、東京から日光エリアまで移動でもラグジュアリーを提供する。

　「SPACIA X NIKKO CRUISER」は、スペーシア Xのデザインコンセプトを受け継ぎ、竹網み細工のモチーフと高貴な白を外装に採用した。内装は、江戸時代の伝統色「四十八茶百鼠」を基調とし、グループが運営する日光金谷ホテルのノスタルジックさと江戸文化を融合させたデザインとなっている。

　座席は18席で、シートピッチは1,050mm、座面幅は510mmと、国内線ファーストクラスに匹敵する広さを確保した。各座席には、AC100Vコンセント、USBポート、レッグレスト、フットレスト、ドリンクホルダー、大型テーブルなどが備えられ、快適な移動を提供する。

　バスの導入により、スペーシア Xからの乗り継ぎで、日光エリアの観光スポットや体験コンテンツ、東武グループの高級宿泊施設として「日光金谷ホテル」や「ザ・リッツ・カールトン日光」などを結ぶ、ラグジュアリーなツアーの造成が可能となる。

　ツアーは東武トップツアーズで販売する。